フレンチプレスの魅力
フレンチプレスの魅力を語る上で ”手軽さ” は欠かせません。コーヒーを入れた容器にお湯を注いで4分間つけ置きするだけで完成するので、平日の朝など忙しい時間には特に便利な抽出器具です。例えば、大きなサイズのフレンチプレスを使えば、 朝食と合わせて飲む分と一緒に、タンブラーに入れて仕事をしながら飲む分も同時に作ることができます。一度に作る量が増えても抽出時間が変わらないシンプルさもフレンチプレスの魅力のひとつです。量によって挽目を調整する必要もないので、常に一定の味わいを再現することができます。
フレンチプレスで抽出したコーヒーは甘く、まろやかなバランスになることが特徴です。それはコーヒーがもつオイルと微粉が影響しています。ペーパーフィルターを通して抽出する方法と異なり、コーヒーがもつ成分すべてを抽出するためです。オイルと聞いても胃がもたれる心配はありません。OVERVIEW COFFEEはライトローストのコーヒーが多いですが、ライトローストの場合は油分が過多になることはありません。そのため、フレンチプレスで淹れた場合は適度なオイル成分がボディと甘さを生み出します。
<用意するもの>
・フレンチプレス
・スケール
・スプーン
・コーヒー豆(中粗挽き)
<レシピ> 1杯分
・コーヒー豆 15g
・お湯 250g
・粗挽き挽きのコーヒー豆
・抽出時間 4:00 目安
<ステップ>
1. フレンチプレス本体をお湯で温める。
2. お湯を捨て、粗挽きのコーヒー豆15gをフレンチプレスにセットする。スケールに載せて重さを「0g」にリセットする。
3. お湯を250ml一気に注ぎ、同時にタイマーをスタートする。
4. 250ml注ぎ終わったら、スプーンで3回縦方向にゆっくりと撹拌する。
5. 4分経ったら再度スプーンで3回撹拌し、プランジャーをゆっくりと底まで押して完成。
<アドバンス>
・倍量を淹れる場合はコーヒー豆30gに対し、お湯を500ml注いでください。
「お湯:コーヒー豆 = 1000ml:60g」が基本の抽出比率。
・プランジャーで押す前に表面の泡を取り除くと、よりきれいな質感となります。
・微粉を抑えるために粗挽きが推奨されますが、薄く感じる場合はプアオーバーと同等の挽目まで細かくするとしっかりとした味わいになります。
・挽き目を細かくしても物足りない時は、コーヒー豆を1〜2g程度増やして同じ手順でお試しください。
今回のMONTHLY OVERVIEWから、季節のコーヒー<EARTHRISE>はコスタリカのコーヒーをお届けします。夏至 - 冬至 - 春分 - 秋分 と、季節ごとに変化するEARTHRISEですが、今回で4回目となりました。コスタリカでLa Amistad自然保護区域に隣接する森林で、Roberto Monteroさんが育てる上質なコーヒーです。収穫後に出るコーヒーパルプを主原料に、微生物やミミズの力を借りて有機肥料化し、この森の循環の中で生まれた豊富な栄養素をコーヒーの木にも還元しています。また収穫時期に働く季節労働者にも健康保険や家の提供をするなど労働環境にも配慮しています。梨やマスカットの様な瑞々しい果実味が特徴です。
フレンチプレスに最も相性の良いコーヒーをあえて薦めるなら、<LATIN AMERICA>として提供しているホンジュラスのCOMSAでしょう。ホンジュラス南西部のLa Pas(ラ・パス)県 Marcala(マルカラ)エリアに位置する農業団体のCOMSAが生産するコーヒーからは、土地がもつ風味をしっかりと感じられます。チョコレートのように甘くなめらかな舌触りや、ウォルナッツのような風味など、穏やかな印象をもつコーヒーです。フレンチプレスで淹れたコーヒー特有のボディに厚みのあるバランスや、オイルが生む甘さは、COMSAが持つ特徴をいっそう引き立てます。舌触りの良い質感が増す分、スイーツとのペアリングにも相性が良いコーヒーです。
抽出方法をかえるだけで、同じコーヒーでも印象が異なります。寒くなるこれからの季節、色々試してお気に入りの組み合わせをみつけてください。
MONTHLY OVERVIEW
商品ページ | サービス詳細
11月配送分のスケジュール
受付締切 10 / 31まで
焙煎予定日 11 / 8
発送予定日 11 / 9
価格(税込み・送料無料)
100g × 3袋 - ¥2,690 1袋あたり10%お得
250g × 2袋 - ¥3,690 1袋あたり20%お得
250g × 3袋 - ¥5,540 1袋あたり25%お得
飲む頻度と量の目安
100g × 3袋(25杯相当)- 1日 1杯程度の方
250g × 2袋(40杯相当)- 1日 1杯・複数人で飲む方
250g × 3袋(60杯相当)- 1日数杯・複数人で飲む方