LATIN AMERICA
El Salvador | Finca La Anarquia
自然環境に配慮し長い工程を経て生まれるラ‧アナルキア農園のコーヒーは、農園のプロデューサーであるアレハンドロ・バリエンテの哲学をそのまま映し出した一杯です。
ラ‧アナルキア農園は、かつて1800年代後半にフアン‧ラモン‧カルデロンによって創設さた大農園「エル‧ピナル(Hacienda El Pinar)」の一部として始まりました。現在はその小さな区画が独立し、地域社会と環境を尊重するという理念のもと、持続可能なコーヒーづくりが続けられています。
栽培されている品種はパカス、ブルボン、ティピカ、パカマラで、それぞれ異なる精製方法で丁寧に仕上げられています。
今回取り扱うパカスは、果肉除去後、48時間の嫌気性発酵。太陽の下でベッド乾燥し、粘液質を素早く脱水。その後35〜40日間かけて乾燥しています。
エルサルバドルの山あいに広がるアナルキア農園。その生産者であり、エクスポーター、そしてCafenor のCEOでもあるアレハンドロは1800年代からこの地でコーヒー生産に携わり、彼とその家族は四世代目。
1980年代、祖父が所有していた土地を地元の人々に譲ったことでコミュニティ全体に珈琲生産の輪が広がりました。その後、アレハンドロ自身は一度地元を離れ、中米のコーヒー輸出会社で経験を積み、スペシャルティコーヒーの知識とネットワークを得て帰郷。2017年、Cafenorを本格的に立ち上げ、小規模生産者の高品質なコーヒーをクオリティごとに分類し、トレーサビリティを確保した販売モデルを導入しました。これにより、生産者が正当な対価を得られる仕組みが生まれました。
味わいは、キャラメリゼしたカシューナッツやワッフルコーンをイメージさせる甘さのボリュームが特徴、ピオーネのような芳醇な赤ぶどうやハイビスカスのような香りがあり、余韻はクリーン且つスムースな質感が心地良く続きます。
生産者: Alejandro Variente
エリア:Metapan
品種:Pacas
精製方法:Honey Process
標高:1480 - 1600m
ローストレベル:中浅煎り
Tasting note:
ワッフルコーンをイメージさせる甘さ
ピオーネのような芳醇な赤ぶどうやハイビスカスのような香り
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