コールドブリューのつくりかた

コールドブリューのつくりかた

暑くなってくると外出先でも家庭でも飲みたくなるのがアイスコーヒーですが、作り方にはいくつかバリエーションがあります。以前〈アイスコーヒーの作り方〉というレシピ記事では、ホットコーヒーに氷を溶かして中和させる〈Flash Brew〉という方法をご紹介しました。

今回は〈Cold Brew〉水出しコーヒーの作り方をご紹介します。コールドブリューは挽いたコーヒー豆を水に浸しておくだけのとても簡単な抽出方法です。冷蔵庫で12時間以上かけてゆっくりと抽出することで、アロマやフレーバーの持続性が高く、また直接浸すことで生じるコーヒーの油分由来のなめらかな舌触りや甘さが特徴です。

前の日の夜に仕込んでおけば、翌朝には美味しいコールドブリューを楽しむことができます。家庭で使用しているグラインダーで適切な挽目をみつければ、あとはレシピ通りに水とコーヒー豆を計量するだけで美味しさを簡単に再現することが可能です。グラインダーを持っていない場合や、上手く挽目をみつけることができない場合はOverview Coffeeの店舗でコールドブリュー用に挽いて販売することもできます。

暑くなるこれからの季節に、爽やかなコールドブリューをお試しください。

 

〈用意するもの〉
・1L以上のボトルかコンテナ
・大きめのティーバッグ
・フィルターローストのコーヒー豆

〈レシピ〉 4〜5杯分
・コーヒー豆 80.0g
・水 1000g
・中挽きのコーヒー豆
・抽出時間 冷蔵庫で12時間以上

 

〈ステップ〉
1. 使用するコーヒー豆80gをグラインダーで中挽きで挽く。

2. 挽いたコーヒー豆をティーバッグに詰める。(ティーバッグの容量の50%を目安に詰める)

3. 水1000gを入れたボトル(またはコンテナ)にティーバッグを浸す。

4. 冷蔵庫で12時間以上保管する。

5. 12時間以上経過したらティーバッグを取り出して完成。


〈アドバイス〉
・上手に抽出するコツは適切な挽目をみつけることです。細かすぎると酸味が強く、粗すぎると薄くなります。ハンドドリップより粗く、フレンチプレスより細かく挽くのがおすすめです。
・ティーバッグにコーヒー豆を詰めすぎると抽出が進まずに薄くなります。容量の50%を目安に詰めましょう。
・ティーバッグのかわりに水出しコーヒー用フィルターインボトルを使用すると手軽です。
・コンテナなどの容器で、水にコーヒー豆を直接浸し、完成後に濾し布を通してボトリングすることで、ゴミの削減に繋がります。


ホットコーヒーと比べてアイスコーヒーは、冷たくなることでコーヒーがもつ甘さよりも酸味や苦みの要素の方が感じやすくなります。その点を考慮して、アイスコーヒーで抽出しやすいコーヒー豆を選ぶことが簡単に美味しく作る秘訣のひとつです。それは風味の特徴を感じやすい産地を選ぶことです。例えば、エチオピアのようなアフリカ産のコーヒーは、ホットで飲むと果実感のある個性的な印象を感じやすい産地です。そのようなコーヒーはアイスにしても個性が消えることなく、はっきりと果実味を感じることができます。

現在、〈EARTHRISE〉として提供しているブルンジのKajabure(カジャブレ)は、カシスのような果実味とウォールナッツのような甘さのバランスが特徴です。コールドブリューは時間をかけて風味や香りを抽出するので、アイスにしてもブルンジらしい華やかな印象をそのままに味わうことができます。

EARTHRISEは7月発送分のサブスクリプションに含まれているので、今回ご紹介したレシピをもとに、ぜひご家庭でおためしください。

サブスクリプションサービス〈MONTHLY OVERVIEW〉
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7月分の発送予定日 7/4


■ 価格(税込み・送料無料)

100g × 3袋 - ¥2,690 1袋あたり10%お得
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■ 飲む頻度と量の目安
100g × 3袋(25杯相当)- 1日 1杯程度の方
250g × 2袋(40杯相当)- 1日 1杯・複数人で飲む方
250g × 3袋(60杯相当)- 1日数杯・複数人で飲む方