「リジェネラティブ」とは?

「リジェネラティブ」とは?

従来の農業システムは、環境への悪影響を及ぼします。この問題を打破すべく、私たちは環境再生型有機農法(リジェネラティブ・オーガニック農法)を推進します。

まず、慣行農法と有機農法の違いですが、慣行農法は化学物質やGMOを使用するのに対し、有機農法では化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと、並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本としてます

しかし私たちは有機農法では十分ではないと考えています。

なぜなら有機農法では土地を再生できないからです。つまり、慣行農法より有機農法の方が害は少ないものの、耕起や単作などの慣行は省くことが出来ないため、長期的な土壌の健康を保つことが難しいのです。

環境再生型有機農法は自然の生態系を支え、土壌の健康を増進し、空気中の二酸化炭素を地面に留めます。70年以上も前から農業研究界の世界的リーダーであるロダール研究所は、環境再生型有機農法についてこのように発言しています:

環境再生型有機農法における最優先事項は土壌の健康です。

「土壌の健康は本質的に私たちの食料システムに関連しており、結果的には植物の健康、人間の健康、そして私たちの惑星の将来にも影響を及ぼします。」


環境再生型有機農法は土壌を健康な状態へ導くと同時に、動物福祉と労働者の公平性も重視しています。関係する全ての生き物の生活の質を高め、自然と共存可能な農場システムを確立したいという想いから出来上がりました。